うまい棒の年間売上本数は?
YouTubeにうまい棒がよく出てくるので、気になってこんなことを考えてみました。
うまい棒
小学生2年生の息子は、YouTubeが大好きです。
暇さえあれば見ているのでイラっとしますが、息子の影響で私もよくYouTubeを見ます。
YouTubeによく出てくるのが、「うまい棒」。
「100万円分でうまい棒を買ってみた」とか
「巨大うまい棒の中身は?」
といった具合に「はじめしゃちょー」さんや「ヒカキン」さんといった有名なユーチューバーもうまい棒を使った動画をアップしています。
昔からあるけど、どんな会社が販売しているんだろう?
気になって調べてみました。
会社の概況や財務情報が気になるのは職業病です💦
うまい棒の会社を販売しているのは、株式会社やおきん
「うまい棒」で検索してみました。
「やおきんドットコム」とそれらしき会社がトップに表示されます。
クリックしてみるとやはり販売している会社のHPだったようです。
さすがお菓子屋さん、楽しそうなHPです。
「うまい棒」が全面にでています。
画面の下の方にある「会社概要」をクリック
会社の概況がでてきます。
残念ながら上場会社(株式を公開している会社)ではなかったので、詳細な情報はありませんでしたが、これだけでも十分楽しめます。
会社の名前は、株式会社 やおきん
本社は、東京都墨田区横川
→下町なのね。駄菓子といえばやっぱり下町よね~
創業 昭和35年、設立は昭和56年
→団塊の世代ジュニアが小学生のころに法人成りした様子。子どもの人口が大きい時代に、急成長したのかしら?
資本金は、1,000万円
→ふむふむ、税法上の中小企業なのね。(会社規模が大きくなってきても中小企業の優遇税制を受けるために、敢えて資本金を大きくしない会社というのは沢山あります)
従業員は、69名
→思っていたよりも従業員数が少ない。少数精鋭っぽいわ~
年商は、158億円
→駄菓子で158億円も売るなんてスゴイ!
事業内容は、菓子、食料品の企画、販売
→製造は自社で行っていないのね。アパレルが自社で製造を行わないのと同じ理由かしら?
取引銀行は、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、北陸銀行
→さすが、大手都銀と取引しているのね。でも北陸銀行っていのが気になる。創業者は、富山の出身なのかしら?
なんて、いろいろ妄想が膨らみます。
うまい棒の年間の売上本数は?
会社概況には、年商158億円とあります。
売上のすべてがうまい棒ではないでしょうが、うまい棒は主力商品のようです。
売上の7割をうまい棒だと仮定すると、158億円×70%⁼約110億円がうまい棒の売上になります。
スーパーでの販売価格が10円/本です。
やおきんさんから小売業者への販売価格は、売価の7掛けとすると7円程度でしょうか?
なので、うまい棒の年間売上本数は、
110億円÷7円=1,571,428,571本
桁が多すぎて何のことかよくわかりませんね。
15億7,142万8571本!
日本の人口が約1億2千万人ですから、一人年間10本ちょっとうまい棒を買っている計算になります。
スゴイですね。
こんなふうに、実際には知らないことをいくつかの手がかりをもとに理論的に推論し短時間で推論することを「フェルミ推定」と言います。
お客様の決算書を作成する際、大枠で間違っていないか?という視点を忘れないようにしています。
細かな点に気を取れれすぎると、大枠を見誤ってしまうので・・・
そんな時、フェルミ推定のような考え方がとても役に立ちます。
でも、これは訓練しないとなかなかできないので、気が付いたときに考えるようにしています。
編集後記
昨日は、1日子どもとのんびりと過ごしました。
昨日のプチエクセサイズ
膝附プランク30秒×3回、膝つきサイドプランク 左右1分