電車の中で泣く子供をあやす母親と冷たい視線

2018年12月2日

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電車内で泣く子供をあやしている母親に対しての心ない言動に遭遇。

小さい子供が泣くなんてどうしようもないことなのに…

通勤電車にて

事務所からの帰りの通勤電車。

夕方16時頃、通勤ラッシュ前の比較的空いていた車内。

いつものようにPodcastを聞いると、大きな声がして社内に緊張が走った。

なんだろう?と声の方へ向くとベビーカーに乗った2歳ぐらいの子供が泣いた。

でも、私が気になったのは、その子の声ではない。

「うるさい!」という大人の声。

声の主は、大学生くらいの若い子。

しかも、女の子。

母親にむかって、大きな声で、何度も何度も。

「うるさい!」と敵意むき出しの声でまくしたてる。

母親は、ただただ申し訳なさそうに子供をあやすだけ。

なんて、自分勝手な事をいうんだろう?

とっさに立ち上がりかけたが、ふと思いとどまった。

真っ向から注意しても逆切れされそうで怖い。

なんて言えばいいのだろう?

少し考えている間に、次の駅に停車し母親と子供はおりていった。

「うるさくしてすみません」と

後悔

何とも言えない気持ちが残った。

文句を言っていた彼女に対してではない。

行動に移せなかった自分に。

私にも、4歳と7歳の子供がいる。

彼らと一緒に電車に乗ることもある。

最近でこそ泣いたりはしないが、赤ちゃんのころは電車の中で急に泣き出したりしないかヒヤヒヤした。

頼む、泣き止んでくれ!という気持ちになる。

だけど、子供はそんな大人の事情なんか知る由もない。

そんな気持ちが痛いほどわかるのに、何も言ってあげられなかった。

「電車の中で子供が泣いているからといってうるさいとは思わないよ。子供だから当然。だから気にしないでください。」母親にそう言ってあげたかった。

いや、そういうべきだった・・・

子育てしにくい日本

電車の中で子供が泣いていれば、うるさいと思う人がいるのは事実だろう。

正直、若いころは、電車の中で子供が泣くのを聞いてうるさいと思ったことがある。

でも、そんなとき自分も肩身の狭い思いをしたことがある人が、その場を取り持ってくれたら、随分と状況も変わるのではないか?

こんなことでは、日本は子育てしにくいままだ。

次は、絶対に行動しよう。

周囲がどうのという前に、自分ができることをやろう。

見て見ぬふりをするのは、やめよう。

そう思った帰り道でした。

 

編集後記

昨日は、事務所でお客様へお渡しする決算書の作成と年末調整の進捗管理表の作成。