自分で帳簿を作るときに、パソコンと会計ソフトは必須です
自分で帳簿を作るときに必要な「モノ」と「スキル」をまとめました。
会計帳簿は自分で作った方がいい
先日のブログで、商売を長く続けるコツは、会計帳簿を作成することだという話を書きました。
記事はこちらです。
https://www.naowakayama.com/2019/01/08/how-do-you-keep-your-business/
税理士に丸投げにするのではなく、ご自身で作成されるのがおすすめです(もちろん、自分自身で作らなくても、社内で作ってくれる人がいればOKです)。自分で作らないと、よくわからなくなってしまうからです。
でも、独立したばかりで、会計のことなんかわからないし、どうやったらいいかわからないという方もたくさんいらっしゃると思います。そんな方のために、会計帳簿を作るにあたって必要な「モノ」と「スキル」を挙げてみました。
あった方がいい「モノ」と「スキル」
必須のもの
- パソコン
- 会計ソフト
あった方がいいもの
- ブラインドタッチ
- 簿記の知識
パソコン
手書きで会計帳簿を作成しようとすると、とてもつもなく大変です。本業どころではなくなってしまいますので、パソコンは必須です。
写真や画像を編集したいという希望がなければ、それほど高いものでなくても大丈夫です。10万円くらいまでので大丈夫です。ただし、メモリは4GB以上は必要だと思います。
会計ソフト
残念ながら会計帳簿は、エクセルでは作れません。市販の会計ソフトが必須です。
freee ・MFクラウド会計・弥生あたりだと機能的にも値段的にもそれほど大きな違いはありません。
値段は、個人だと1万円から2万円/年ぐらい、法人だと2万円から3万円/年くらいです。
クラウドタイプは、インターネット環境は必要ですが、端末やOSを問わず使えます。パッケージ型は、パソコンにインストールして使うので特定の端末のみしか使えません。弥生会計は、Macでも動くらしいのですが、サポートの対象外です。
簿記の知識がない方は、Freeeが使いやすいようです(ただし、知識があると使いにくいです)。
一方、簿記の知識のある方は、マネーフォワードか弥生会計の方が使いやすいようです。
どのソフトもお試しで使えますので、使いやすそうなものを選ばれるといいと思います。
ブラインドタッチ
Wordの文章は問題なく作成できるけれど、ブラインドタッチはできないという方もいらっしゃると思います。私もそうでしたが、やはりできた方がいいです。
キーボードを見ないといけないのと、画面を見ながらタイプできるのでは早さもストレスも違います。
練習すれば必ずできるようになります!
私も就職したときに、2から3週間練習したらできるようになりました。なので、ぜひ練習してみてください。
簿記の知識
ないよりは合った方がいいです。高度な知識は必要ありません。簿記の3級で十分です。英検3級とか運転免許の学科試験くらいのレベル感です。
講座もいろいろなところで開講しています。
私は、3級は商工会議所の講座で勉強しました。格安でした。安さでいえば、商工会議所でしょうが、わかりやすさでいえば、やはりノウハウのあるTACや大原などの大手専門学校だと思います(その分、お値段は高くなりますが…)
価格重視なのか?わかりやすさ重視なのか?続けやすさ重視なのか?ご自分にあったところを選ばれるといいと思います。
まとめ
自分で帳簿を作るときに必ようなものを挙げてみました。パソコンに慣れた方であれば、敷居はそれほど高くはないのかなと思います。
パソコンが苦手な方はつらいかもしれません。パソコンは、難しいことをしているわけではありません。「読み」「書き」「そろばん」をするための道具にすぎません。帳簿作成だけではなく、他にも役立ちますし、自信もつくと思います。帳簿をきっかけには、始めてみてはどうでしょうか?
編集後記
昨日は、神戸で打合せ。せっかく神戸まで行ったのに、曇り空で残念でした。
昨日は寒ったですが、長男はやっぱり半そでです。先日、とうとう担任の先生に聞かれてしまいました。