毎日、10秒でも包丁を研げば、驚くほど切れ味が良くなる

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小さなことでも毎日続ければ、効果があります!

包丁は毎日研ぐべし!

自分で料理をするようになると、良い包丁が欲しくなります。

私も自炊を始めたころ包丁が欲しくなり、飲食店を経営していらっしゃる方に、「どんな包丁がいいですか?」と聞いたことがあります。「すると、なんでもいいんだよ。それよりも、毎日研ぐことが大切なんだよ。」と言われました。

えっ、毎日研ぐの?面倒くさい!

「いやいや、お店でもやっていない限りは、砥石で毎日研ぐ必要はないよ。お皿の裏でいいから、10秒でいいから毎日研いでごらん。」と教えてもらいました。

それならできるかも。以来、包丁を使うたびに、お皿の裏でちょっとずつ研ぐようになりました。2、3週間ほど続けると、驚くほど切れるようになります。

でも毎日続けるのは、やっぱり大変

切れ味が良くなるというのはわかっていても、

お皿の裏で研ぐから、特別な準備はいらないとはいえ、

たった、10秒のこととはいえ

やっぱり毎日続けるのは大変です

ちょっと忙しかったりするとサボってしまいます。(性格の問題かもしれませんが…)

悪いことに1日、2日さぼったところで、途端に切れ味が悪くなるわけではありません。

なので、1日、2日さぼると、ついついそのまま1週間、2週間とさぼってしまいます。

で、気が付くと、切れ味が悪くなっています。

そこで気が付いて、また研ぎ始める。

これをずっと繰り返しています。

簡単なことなのに毎日続けるのは、大変だなあと思います。

会計帳簿も続けるのは大変

包丁研ぎですら、毎日続けるのは大変ですから、会計帳簿だとなおさらだと思います。

なるべく溜めないように「できれば毎日つけてくださいね~」とお客さんには言っているのですが、難しいのもよくわかっています。

そこで、続けるコツを考えてみました。

  1. 毎日つける癖をつける
  2. なるべく簡単にできる方法をとる
  3. 成果を確認する

毎日つける癖をつける

帳簿は、時間が経てば経つほど自分でも何に使ったかわらなくなってきて、苦痛が増します。

記憶が新しいうちに処理しておけば、短時間ですみますし、苦痛も少ないです。

なので、毎日つけることを習慣化してしまうのが一番です。

なるべく簡単にできる方法をとる

包丁は、本来は砥石で研ぐべきなのでしょうが、研ぐたびに、イチイチ砥石を出してということをしていてば、面倒でとても毎日する気にはなれません。

帳簿も同じです。

会計ソフトへの入力が苦にならないとか、毎日会計ソフトが使える環境にあれば毎日入力する方がいいです。でも、会計ソフトへの入力が苦になるとか、毎日使えるような環境にない場合は、簡単にできる方法で毎日続ける方がオススメです。日々は領収書を整理して、何に使ったか?だけをメモしておくとか、エクセルに入力するとかですね。

クラウド会計を上手に利用してもいいですね。

成果を確認する

ただ帳簿を作っているだけでは、単調な作業なので飽きてしまいます。定期的に成果を確認しないとモチベーションが続きません。包丁なら、「切れ味が良くなった♡」が成果です。帳簿は、成果=月次の試算表かなと思います。試算表をみると事業の状況を確認することができますので、月に1度くらいはチェックするといいですね。

まとめ

毎日続けると良いとわかっていることでも、なかなか続かないのが人間です。

私もそうです。続かないという気持ち、よーくわかります。でも、自分で事業をするなら、帳簿は毎日続けてみてください。きっと、1年後、2年後に大きく差がでてきます。

編集後記

今日は、京都で打合せでした。

近くに松栄堂(お香)があったので衝動買いをしてしまいました。いい匂い~