「お金」が一番大切なものではないからこそ、「お金」の勉強が必要
お金は一番大切ではありませんが、足りなくなると「お金」に振り回されるようになります。まずは、正しい知識を持つことが大切です。
「お金」は一番大切ではない
「お金」は大切です。
ないと生きていけません。
でも、一番大切なものではありません。
少なくとも私はそう思っています。
「お金」の心配をしない人生を送りたい
誰しもが思うことです。
「お金」の心配をしない人生を送るには、どうすればいいでしょうか?
パッと思いつくのが「たくさん稼ぐこと」だと思います。
確かにたくさん稼ぐことができれば理想ですが、実はそれだけではありません。
たくさん稼いでいてもそれ以上に使ってしまえば、お金は足りなくなってしまうからです。
事実、年収1000万円でも貯蓄が少ないという家庭も少なくありません。
たくさん稼ぐことも大切ですが、「お金」の正しい知識を持つことが大切です。
お金に関しては知っているというだけで、将来の資産形成に大きな違いがでてきます。
学校ではお金の知識を教えてくれない
少なくとも私は習った記憶がありません。
せいぜい習ったといえば、「税金を払うのは国民の義務です。」くらいです。
肝心の、何に対して税金を払うのか?とか、誰がどうやって計算するのか?、どうやって納めるのか?なんて習いません。
昔、「え、会社勤めをしていないと自分で申告しないといけないのですか?大学まで出ているのに、そんなの誰も教えてくれなかった。」と言われたこともあります。
社会に出ても意外と学ぶ機会は少ない
じゃあ、社会に出ると自然とお金の知識が身につくのか?といえばそうではありません。
大半はサラリーマンで、税金も社会保険料もお給料から差し引かれます。
自分で申告をしないので、税金や社会保険料に対する意識は低くなりがちです。
今まではそんなに重要ではなかった
ひと昔前は、真面目に働いて、極端な浪費はせずにそこそこ貯蓄をしていれば、大きくお金に困ることはなかったと思います。経済が成長していたので、預金に利息がついたからです。
でも、状況が違ってきています。預金の利息は、ほとんどつきません。年利0.01%くらいかなと思います。
1992年、金利は4%程度ありました。4%だと倍になるのに18年ですが、0.01%ですと2倍になるのに、7200年かかります。銀行に預けているだけでは増えません(決して、貯蓄を否定しているわけではありません。貯蓄は大事です~)。
銀行に預けるだけではなく、コツコツと投資をしていく必要があるんじゃないかなあと思っています。
投資といっても、株式長者やビットコインのように一発大逆転や短期間で大きな利益をあげようとするものではありません。それは、「投資」ではなく「投機=ギャンブル」です。
そうではなくて、無理のない範囲の金額を少額ずつ投資をして20年、30年かけて資産を増やすといった類のものです。
「投資」というと、「投機」が連想され、「コワイ、手を出してはいけない」というイメージもお金の教育をしていないからなのかなと思います。
よくわからないけれど、大手金融機関が薦めるから投資の商品を購入したなんていうのも、ダメです。大手金融機関だからといってまともな商品を薦めてくるとは限りません。肝心なのは、商品の仕組みを聞いて自分で理解できるかどうかだと思います。
とまあ、偉そうなことを書いてしまいましたが、私自身も「お金」の勉強中です。金融商品などは、ややこしいところもありますが、今までしらなかったことを知るのは楽しいです。
編集後記
今日も、事務所の引っ越しの準備。不要な食器やぬいぐるみなどをリサイクルショップに持ち込んだら、1,000円で買い取ってもらえました。今日のランチ代になりました。