出来ればこんなお金の使い方をしたい
20年使ったペンケースを平成最後の日に買い替えました。少し高い品物でしたが、20年働いてくれたので、とても満足しています。流行りの品物を次々に買い替えるのもいいけれど、できればこんな風に気に入ったものを長く使いたいと思います。
平成最後の日に
20年使ったペンケースを買い替えました。
ファスナーが閉まらなくなってしまったからです。
もしかしたら、修理をしてもらえるかも?と店舗に持っていきました。
ファスナーの交換は可能だけれども、側面の革が破れているので直らないかもしれないと言われました。
修理代も新しく購入するのも同じくらいだったので、新しいものに買い替えました。
狙ったわけではないけれど、平成最後の日でした。
BREEのペンケース
平成の大半を共に過ごした戦友は、「BREE」のペンケースです。
ヌメ革で、使いこむほどに味がでてきます。
きちんとお手入れをしていたなかったので、味というよりはボロボロという感が否めませんが、手に馴染んでしっくりときます。
受験勉強をしていたころ、店頭で見かけて、「合格したら絶対に買おう!」と思って購入しました。
当時、5,000円ほどだったと思います。
ペンケースに5,000円も高いかなと一瞬躊躇しましたが、自分へのご褒美ということで、かなり思い切りました。
ずっとお気にいりだったので、結果的には、良い買い物だったと思います。
良いものを長くは難しい
この子みたいに、良いものを長く使いたいと思っています。
でも、難しいです。
安すぎるものは、ダメなことが多いです。作りが粗雑だったり、なんとなく好きになれなかったりする確率が高いです。
「安さ」には、抗えない魔力があるのも事実です。
私が弱いのは、福袋やセット売りで、ついつい買ってしまって後悔することもしばしばです。
それでは、高ければいいのか?といえば、そうでもありません。使い勝手が悪かったり、デザイン性が強かったり、繊細な取り扱いが必要な素材ですぐにダメになってしまったり…
自分の生活や好みにあったちょうどいい具合というのが、とても難しいです。
お金の使い方
人間、失敗しないとわからないこともたくさんあります。
お金の使い方もそうなんじゃないかなと思います。
致命的な失敗は命とりになりますが、
かと言って自分の裁量で使わなければ、使い方も学べません。
「許容できる範囲で失敗しながら、少しずつ学んでいく」ぐらいの気持ちでいればいいのかなあと思います。
周囲に流されないことと、自分の許容範囲を知ることが大切なのでしょうね。
簿記や会計の知識は、自分の許容範囲を知るための最強のツールです。
仕事のためだけの道具ではありません。
興味のある方は、勉強を初めてみてはいかがでしょうか?
編集後記
昨日は、バレエに行ってきました。夏の発表会の練習です。学生時代とちがって、体力も落ちているし、練習時間も思うようにとれないので、ジレンマです。頭を使って練習しないといけませんね。頑張ろう~
コンマリさんの、「トキメキますか?」というのは、非常に的を得ていますね。