フリーランス・個人事業の落とし穴
一人で事業をしていると、避難訓練に参加する機会がありません。
昔、参加したことがあるから大丈夫だよ~と思ってらっしゃる方。
私もそう思っていましたが、保育園で避難訓練に参加して意識が変わりました。
一人だからこそ、自分の身体が大切です。
保育参加
昨日は、次男の保育参加でした。
参観ではなく、参加です。
それが一般的なのかどうかわかりませんが、子供の通う保育園では、1年に1回、「保育参加」あります。
保育参加とは、子供と一緒に保育に参加することです。
参観だと、保護者が一斉に来ますが、参加は、一日1人ずつです。
保育が始まる時間に子供と一緒に登園して、子供と一緒に遊んだり、歌を歌ったりします。
見るだけの参観と違って、普段の子供の姿を見ることができるので、なかなか面白いです。
避難訓練
長男のときから、10回くらい「保育参加」を経験していますが、昨日は参加中に避難訓練がありました。
地震が起こったという想定の訓練でした。
保育士さんの「揺れている、地震だ!」という掛け声を合図にみんなで、避難を開始します。
姿勢を低くして、頭を守るために手で押さえて、揺れがおさまるまでじっと待ちます。
「揺れがおさまりました」という保育士さんの声で、避難の練習は終わりです。
騒ぐ子もおらず、みんなスムーズに避難していました。(スゴイ!)
次に、みんなで集まって地震のときにどうすればいいか?というお話を聞きます。
まずは、みなさん頭を守ってくださいね。とう大前提を子どもたちに伝えます。
そして、今の訓練で、保育士さんが真っ先にしたことは何でしょう?
という子供達への問いかけ。
最後に、保育園に常備してある、防災頭巾とヘルメットの使い方を実際に練習して訓練は終了しました。
避難なんて考えていなかったことに気が付いた
私が、最後に避難訓練に参加したのは、高校生のときです。
大人になるにつれてこういう訓練に参加する機会はなくなっていきます。
会社などの組織に属していれば別ですが、一人で事業をしている方や専業主婦の方などは、自分から興味を持たない限りは、訓練の機会はありません。
昨日も、九州で大雨が降りました。
自然災害は年々増えており、決して他人事ではないはずです。
なのに、自分のこととして考えられていませんでした。
さきほどの、地震が起こったときに保育士さんが真っ先にしたことは何?という質問ですが、私は1つしかわかりませんでした。
答えは、
①電気を消す(火事になるのを防ぐため)
②ドアを開ける(建物が壊れて、閉じ込められてしまわないように)
言われてみればそうなのですが、私は②には気が付きませんでした。
しかも保育園のお部屋には、蛍光灯をわざと外してある箇所があります。
これは、地震のときにその下へ逃げることによって、割れた蛍光灯でケガをしないようにという配慮からだそうです。
毎日、送り迎えに行っているのに、蛍光灯がない場所があることすら気が付いていませんでした…
自分の知らないところで、子供の安全を守るためにいろんな工夫をしてくださっているのだなあと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
いつも、ありがとうございます。
我が事務所の備えは?
避難訓練に参加して、ハタと自分の事務所の備えを考えました。
あれ、備えゼロじゃない?
避難袋くらいはありますが、防災頭巾やヘルメットなんて準備していません。
地震は、いつどこで起こるかわかりません。
私は、事務所で仕事をすることはあまりないのですが、それでもお客さんと面談しているときに地震が来るかもしれません。
備えがないので、お客さんを危険な目に合わせてしまうかもしれません。これは、絶対に避けたいことです。
自宅もしかりです。
このままでは、自宅にいるときに被災した方が危ないかもしれません。
しっかりと備えをしておかなければいけないなあと思いました。
個人事業主の落とし穴
避難訓練とか防災って、個人事業主の落とし穴じゃないかと思います。
ある程度大きな組織に属していると、半ば強制的に避難訓練に参加させられますが、個人事業主にそういった機会はありません。
軽んじているわけではないけれど、機会がないのが実情だと思います。
久ぶりに参加してみて思ったことは、「忘れている、このままではマズイ」でした。
災害が起こったときは気持ちも動転しているだろうし、こんな状態ではマズイなと心底思いました。
そうはいっても、個人事業主の場合はあまり機会もありません。
みなさん、どうしていらしゃるのかなあ?
編集後記
今日は、自宅で事務作業です。仕事もしたいけれど、家が汚れているのも気になる…どうしよう…